ママタルトがつまらない理由!過去には炎上もしていた

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M-1グランプリ2024のファイナリストに選ばれた、「ママタルト」。

190キロのインパクト大のボケ、柔らかい雰囲気ながら的を射たツッコミで人気です。


しかし、その個性ゆえに“面白い”と感じる人もいれば、“つまらない”と感じる人も。


今回は、そんなママタルトの魅力や特徴に触れつつ、“つまらない”と言われてしまう理由や過去の炎上について深掘りしていきます。

ママタルトとは?~プロフィールと特徴を紹介~

ママタルトは、2016年に結成されたお笑いコンビで、二人の姿からは想像できないスピーディーな漫才が特徴です。
M-1グランプリやテレビ、YouTubeなどで活躍し、じわじわと人気を集めています。

ママタルトのメンバー紹介

  1. 檜原洋平(ひわら ようへい)
    • ツッコミ担当。立ち位置は向かって左。
    • 穏やかで柔らかい雰囲気が特徴。相方の大鶴さんのボケに対して、的を得たツッコミを繰り出します。
    • ツッコミは”長尺”が特徴。
    • 大阪府和泉市出身。お笑いに対して独自の視点を持ち、その観察力がネタ作りに活かされています。
  2. 大鶴肥満(おおつる ひまん)
    • ボケ担当。立ち位置は向かって右。
    • 名前の通り、大きな体型と温和なキャラクターが印象的です。
    • 体重は190キロ。
    • 東京都練馬区出身。食べ物や大食いに関するネタを絡めることも多いです。
    • 挨拶代わりの万能ギャグ「まーごめ」は、大鶴肥満の芸名の元になった大鶴義丹さんが浮気の謝罪会見で発した「まーちゃんごめんね」を縮めたもの。

ママタルトが「つまらない」と言われる理由を深掘り

テンポが速すぎて観客を置き去りにしている?

ママタルトの漫才は、意外にもテンポが速いのが特徴です。特に、大鶴肥満さんの独特なボケや話の展開に対して、檜原洋平さんが次々とツッコミを入れていくスタイルは、息つく間もなく進んでいきます。

このテンポの良さが好きな人には「勢いがあって面白い!」と感じられますが、慣れていない人には「ついていけない」「話が早すぎて理解できない」と感じられることもあるようです。

テンポの速さゆえに、観客を置き去りにしてしまう感覚を持つ人がいるのかもしれません。


テーマが日常的すぎる

ネタの多くが日常の些細な出来事や、食べ物など身近なテーマを掘り下げたものです。
この「ありふれた視点」を楽しめる人には響きますが、「もっと大きな展開や奇抜なアイデアが欲しい」という人には物足りなく感じることも。


ツッコミが下手と思う人もいる

檜原洋平さんのツッコミは、その「音痴さ」とも言われる独特なスタイルが特徴です。
一般的にツッコミとは、ボケに対して冷静かつ的確に反応する役割とされていますが、檜原さんの場合、冒頭からすでに怒っていることあったりと、この感情のズレが「下手くそ」や「つまらない」と感じる人もいるようです。

さらに、檜原さんといえば「長尺のツッコミ」も大きな特徴のひとつです。
細かく状況を説明しながらツッコむスタイルは、一部のファンからは「クセになる」と評価される一方で、「長すぎてテンポが悪い」と感じる人もいるなど、賛否が分かれるポイントとなっています。


M-1やテレビ出演による期待値とのギャップ

M-1グランプリなどで名前が広がると、「もっと爆発的に面白い漫才を見せてくれるのでは?」という期待が高まることがあります。期待値とのギャップが「つまらない」という評価につながる場合もあります。


それでもママタルトが愛される理由

ママタルトの笑いには、中毒性があります。以下のような点に魅力を感じるファンが多いです。

  • スピーディーな掛け合いが生む勢いと爽快感
    テンポが速い漫才は、「慣れる」ことでさらに魅力を増します。
    最初はついていけなかった人も、彼らの独特なリズムに慣れると「どんどん面白く感じるようになった」と言う声が多いのが特徴です。
  • 独特の世界観
    シュールで緩やかな笑いは、他のコンビにはないオリジナリティを生み出しています。
  • 大鶴さんのキャラクター
    見た目や発言が独特で、じわじわとくるボケがクセになる人も。
  • ツッコミ音痴がハマる人も
    檜原洋平さんは、「ツッコミ音痴なままで堂々としていよう」と決めているそうです。
    長いツッコミが好きな人もいます。
    ツッコミが馴染んできたら檜原さんのツッコミがウケポイントに。

過去の炎上事件

お笑い芸人・ガクヅケの木田さんと、ママタルトを中心とした芸人仲間による「いじり」がきっかけで起きた炎上騒動。

この一連の出来事は、単なるプロレスとして始まったものが、状況を知らない人たちから「いじめ」として捉えられ、大きな波紋を呼びました。

しかし、この騒動には木田さん自身の過去のエピソードや、仲間内のいじり文化が影響しており、単純ないじめ問題として片づけられない背景があります。


ママタルト炎上の発端

ガクヅケ木田さんはメンタルの問題で休業中、北海道・利尻島の旅館に住み込みで1ヶ月間働いていました。

その体験をまとめた文章を有料コンテンツ(4000円)としてnoteで販売。
しかし、その内容には地元住民とのトラブルや、利尻の人々をネガティブなトーンで書いた部分が含まれていました。

これに対してママタルトの檜原洋平さんがX(旧Twitter)で、「利尻の人は悪くない、悪いのは木田だ」と発言。

これを皮切りに周囲の芸人たちも木田さんをいじり始め、軽い言い合いが続きました。この段階では、プロレス的な雰囲気で、木田さんも含めて「芸人仲間同士のノリ」という認識でした。


炎上の引き金

事態がこじれ始めたのは、ママタルトが購入した木田さんの有料noteを仲間内で回し読みしていたことをXで公言したことから。
有料コンテンツを無断で共有する行為は明らかなルール違反であり、これに対してXXCLUBの大島大島育宙さんが強く批判。

大島さんは、「これは木田さんに対するいじめだ」「有料コンテンツの共有はNG」「メンタルを病んだ人への配慮が足りない」として問題提起しました。

しかし、檜原さんをはじめとするママタルト側は、「ノリがわからない人だ」という軽いリアクションを続け、謝罪することなく笑いに変えようとしたため、さらに炎上が拡大。


和解に至るもモヤモヤが残る

最終的に檜原さんと大島さんが電話で話し合い、和解したと報告されました。

また、木田さん本人も「気にしていない」とコメントし、一件落着となったものの、事態を見守っていたファンや視聴者からは「モヤモヤが残る」という声が多く上がりました。


騒動の背景にある木田さんの過去

今回の騒動を深掘りすると、木田さんがこれまで引き起こしてきた問題が関係していることがわかります。
3年前、木田さんは「映画制作」の名目でファンから資金を集めましたが、ラブシーンの撮影後は台本すら作らず、進展がないまま放置

ファンから詐欺だと指摘されると、木田さんは「出演予定だったラランド・サーヤさんが忙しくなったせい」と発言。

しかし、実際にはラランド側が何度も連絡をしており、木田さん側が対応を避けていたことが後に発覚。この一件は謝罪騒動に発展しました。

映画自体は最終的に完成したものの、ファンへのリターンは未だに果たされていない状態です。
この背景から、「利尻に行く前に映画の件を解決しろ!」といういじりが以前から続いており今回の騒動もその延長線上にありました。

炎上、騒動の振り返り

木田さんをいじる芸人仲間たちのプロレス的なノリが、背景を知らない人々には「いじめ」に映り、炎上へと発展した事例と言えます。
確かに、有料コンテンツの共有や配慮不足といった問題はありましたが、一方で木田さんの過去の行動や仲間内での関係性を知っていると、単なるいじめと切り捨てるのは難しい部分もあります。

それでも、多くの人々がモヤモヤを感じたのは、「笑い」と「配慮」のバランスを欠いた対応や、檜原さんたちの軽いリアクションが原因だったのかもしれません。

芸人同士のノリと一般の目線が噛み合わなかった結果とも言えるでしょう。

まとめ

ママタルトが「つまらない」と言われる理由には、テンポの速さやネタが日常的なこと、檜原さんのツッコミの独特さなどが挙げられます。

しかし、これらの要素こそがママタルトの個性であり、熱狂的なファンを生む理由でもあります。

「つまらない」と感じるかどうかは、個々の好みによるところが大きいですが、彼らの漫才には確かに一度ハマると抜け出せない魅力があります。

また、過去には炎上もありましたが、今では応援するファンもかなり増えています。

ぜひ一度、彼らのネタをじっくり観て、自分にとっての面白さを探してみてください!

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