こんにちは。ナツメです。
今回は世間を賑わせているJRAの藤田菜七子騎手の引退についてまとめました。
また、なぜ騎手は「調整ルーム内」でのスマートフォンの使用は禁止されているのか解説していきます。
JRA藤田菜七子騎手の引退を正式発表。理由は?
今月11日、JRAの藤田菜七子騎手が引退を発表しました。
理由は、同月10日に発表された「調整ルーム内」でのスマートフォンの使用が発覚したためです。
藤田菜七子騎手本人から引退の申し出をし、免許取り消し願いを提出したとのこと。
(藤田菜七子騎手の子供や引退の可能性についてまとめた記事はこちら)
2023年の5月から1年半の間に9名の騎手のスマートフォン使用が発覚しています。
スマートフォンの使用はなぜ禁止(ダメ)なのか?
では、なぜ「調整ルーム内」でのスマートフォンの使用は禁止されているのでしょうか。
その理由のひとつは、八百長などの不正行為を防ぐためです。
例えとして、「◯◯騎手、体調わるそう」「◯◯(馬)調子わるいみたい」など外部に漏らしてしまう可能性をなくすためです。
Point調整ルーム騎手は、競馬開催日の前日21時までに騎乗予定競馬場かトレセンの「調整ルーム」に入室しなければなりません。「調整ルーム」への入室は、アスリートとしてのコンディショニング(体調管理を万全にするなど)の他、競馬開催に向けて騎手の外部との接触を避けることを目的としているため、入室後は携帯電話など通信機器の使用も制限されます。
調整ルームには、居室のほかに、食堂、娯楽室、浴室などがあり、浴室には体重調整をするためのサウナも完備されています。
この若手騎手はトレセンでの朝の調教に騎乗するため「トレセンの調整ルーム」に入室しましたが、調教を担当する馬がいない場合は、「騎乗予定競馬場の調整ルーム」に入室することになります。
引用:JRA
今回、藤田菜七子騎手は3人に連絡を取っていて、厩舎関係者に通信していたことがわかっています。
世間では、このルールについて「意味がない」「時代遅れ」「このくらいで才能ある人を引退に追い込んでいる」などの声も上がっています。
一方で、それらの規則を承知のうえで騎手になっているのだから守らなくてはいけないという考えがあるのも確かです。実際に不正行為などがあってこれらのルールがあるわけですからね。
藤田菜七子騎手は結婚もして、これからも現役騎手として頑張っていく意気込みを見せていただけ今回のニュースはとてもショッキングなことでした。
これまでの件を受けて、JRAではこのスマートフォン使用禁止についてなにか審議が行われるかもしれませんね。
まとめ
藤田奈々子騎手の「調整ルーム内」でのスマートフォン使用が発覚してから、はや1日で引退の発表までありました。昨年から続々と若手騎手のスマートフォン使用が発覚しているので、女性騎手で人気のある藤田菜七子騎手も使用していて引退のニュースはとても世間に衝撃を与えました。
今後のJRAの動きもチェックしていきたいところですね。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。